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合わせすぎる曲線

点の並びに線を引くなら、全部の点をぴったり通る線がいちばん良さそうに思えます。ところが、それをやると次のデータを外します。曲線をどこまで複雑にしてよいのか、自分の手で確かめてみましょう。

次数を上げていく

ボタンを押すたびに、曲線が1段ずつ複雑になります

畑ごとに、土の温度と、とれた量を測った記録です。点1つが畑1つぶん。横軸が土の温度、縦軸がとれた量です。この点の並びに、なめらかな曲線を当てはめます。

ボタンを押すと、曲線は直線から、山がひとつの放物線、さらにくねくね曲がる線へと変わります。この曲がり方の自由さを次数といいます。次数1が直線、次数2が放物線、数字が大きいほど細かく曲がれます。

測った記録(学習に使うデータ) 当てはめた曲線 本当はこういう形だった
いまの次数 1
手元のデータとのずれ
本当の形とのずれ

2つの数字は同じ動きをしません

左の数字(手元のデータとのずれ)は、次数を上げるほどどこまでも下がります。点の数より1つ小さい次数まで上げると、曲線は全部の点をぴったり通り、ずれはほぼ0になります。

ところが右の数字(本当の形とのずれ)は、途中から逆に大きくなります。点と点のあいだで曲線が激しくうねり、本当の形から離れていくからです。

手元のデータに合わせきることは、正しい形を見つけたことを意味しません。ここが機械学習でいちばん大事な分かれ目です。

次数手元のデータとのずれ本当の形とのずれようす